翌朝、物音で目が覚めたと思ったら、蒼が着替えていた。 「……あれ?」 「…あ。おはよ。6度7分になってた」 「え、ほんと?」 「うん。ホント」 「良かったぁ~」 「んふふ、ありがと」 撫でられた頭の感触、多分忘れることはない。 とか思った朝。