お粥を作って寝室へ行けば、ぼーっとしている蒼。 「…蒼、顔赤いッ」 「……だって熱あるんだもん」 「ねーねー、おでこごっつんしよー」 「はー………?」 ぼーっとする蒼の額に自分の額を当てた。 「あっつい」 「わざわざそうしなくったってー…」 と、不機嫌そうに見る蒼。 「いーじゃん。別に」 「………だってバカっぽいじゃん。おでこごっつん…とかさ」 「いいの。」 「…………」 「はい、お粥。」 「あーりがとー………」