「蒼先生、してますよ。季蛍に」





食いついた高島が言う。






「なぁ?やっぱりしてるだろ」







「だって、蒼先生…ある休日のこと聞かせてもらったことありますけど。

……朝からベッドの上で季蛍のことずっと抱いて、キスして。



季蛍がやめてって言っても止められなくて…。って!!

なんですかソレ!!ずるいですよ、休日満喫しすぎですー」








「キス?……ほらー。季蛍さんには限りない愛情を注ぐ蒼。

日常茶飯事になるよね、いつか。蒼と季蛍さんのキ・ス」





芙羽がニヤニヤ言ってくるから、





「うっさいな!!……いいだろ、別に」




と返す。









「僕も早く結婚したいです……」









高島の言葉に食いついた芙羽が






「ねぇっ!SYって誰?」








「い、言いませんよ…」