医局にファイルを置いて一息。







「にしても、やっぱり不安なんですか?季蛍がまた体調崩すの」








「…もうあんな辛そうな季蛍は見たくない。」







「……」









「何か少し顔色悪いと熱計らせてる俺ってやっぱり心配性すぎるかな…」








「蒼先生はいつでも心配性ですけどね」









「…でもいつもに増して」








「それは季蛍がいやがる訳ですね。…ただでさえ蒼先生の心配性やだって言ってる季蛍ですから。」








「んー……まぁ」