「何?何が……」





「せっかくこの後の検査、引き延ばしてやるっていうご褒美あげようと思ったのに」






「……け、検査」






「そう。検査」






「………」






「ご褒美いらない季蛍さんには今日受けてもらいますからねーだ」







「……な、何の検査」






蒼の持っていた資料から抜き取られた一枚の紙に書かれていた文字。







「血液検査………」








「まぁ一個だしいいだろ」








「や、やだ…ッ。血液検査なんてやりたくない!!」







「だめだよ」









………最悪