「しっかり食べないから体壊すんだろ」 「……食べたくない」 「また入院になるよ」 「……やだけど」 「ホントに食べないつもり?」 溜め息をついた蒼が資料を机に置いて、私の手から箸を奪う。 その箸は、オムレツを一口サイズに切り、 「あーん」 「……」 「あーーん。」 「……」 「あーーーん」 「……」 「はぁー。」 と溜め息をついて、蒼がそのオムレツを自分で食べる。