それでも、 「ちょっとごめんね。」 と、布団を剥がされた。呆気なく。 ………さすが外科医だ 「すごい熱上がってる気がする…って今朝の体温知らないんだけど、ちょっとヤバいかな、季蛍さん。」 「………すごく、…頭が」 「痛いの?」 頷けば、体を丸める私の背中をさすってくれる港くん。 「高島呼ぼうか。…蒼今走り回ってるから」 ……蒼、今朝からずっとそうなんだ。 私の分まで走り回って、私の分の患者さん診て。 ……ごめん、蒼。