その日の夜、ものすごく騒がしいナースステーションを通りかかった。
「あぁッ蒼先生!!ちょ、来て下さい」
「え、えぇ?何?」
「季蛍先生の病室です」
と、島内さんに腕を引かれ、走る。
「発作なんです、ナースコール」
「え?発作?ナースコール?」
「季蛍先生が発作起こして、ナースコール押したらしくて、でもた高島先生が行ったんですけど、全然ダメで」
「……え、あぁ」
ワケがわからずそのまま病室に。
病室内には看護士数名と、高島が椅子に座って深く息を吐いていた。
「……高島?」
「あ。……蒼先生ー。良かったですよ」
「ん?何が?」
「季蛍が発作起こして、意識飛ばして。意識戻ったと思ったら痙攣起こしてたし、もう焦りましたよ」
「……で、今は?」
「薬入ってるんで、落ち着いてます」
「あぁ~そう、良かった」


