「高島、結婚したら呼んでよ。俺のこと」 「当たり前じゃないですか」 「プロポーズ考えとけよ。俺みたいになっちゃだめ」 「………でも、いいじゃないですか。クリスマスイブに店内で2人注目のプロポーズだなんて」 「………んー、まぁ」 「ほんと羨ましい……」 「高島も結婚して、結婚式あげて、俺らみたいになれ」 そんな長話をしているうちに、売店から病室についた。