─────「…多分」
「うん」
「風邪だとは思うけど。それと、精神的に。蒼も分かってたんじゃないのか?」
「…………」
「入院中に治療してた病気は治ったけど、今度風邪引いてたみたいで。
…蒼も毎日来てた訳じゃないからさ、気づかなかっただろうけど、季蛍さん我慢してたんじゃないかな。
……風邪で具合悪いこと。
俺も季蛍さん診察拒否することあまりなかったから安心してたけど、
診察しなくなって、退院前日とかに熱が出てたのかもしんないし。
……ごめんな、気づけなくて」
「……港のせいじゃない。」
「……。
風邪が酷くなってる…のと、あとは季蛍さんの心の中」
「…………そっか。」
「………どうする?
精神科、連れて行く?」
「……ううん。大丈夫。そこまで酷くないから。」
「そう。じゃあ…自宅療養?」
「………。
…でも、季蛍辛そうなんだよ。家で。
夜中も何度も起きて、苦しそうに呼吸して。
……だから入院の方向で考えてもらってもいい?」
「あー…うん。わかった」


