寒いのか、震える季蛍を抱きながら俺も目を瞑る。 「………季蛍」 眠る季蛍は、やっぱり少し震えていて。 俺は夜中中、季蛍を離さずに寝ていた。 いや、実際の所、あまり寝てないけど…季蛍が苦しそうにしたら背中をさする、の繰り返しで。 今すぐ病院、の手もあったけど、少し寝させた方がいいと思ったから。 精神的にも、肉体的にも。