───カチャ
家に入ると、髪が乱れて、浅い呼吸を繰り返す季蛍が。
側へよると、
「………頭が痛くて眠れないし、手が震えてご飯も作れないし、どの体制でも苦しいし、もうどうしていいかわかんないし、ッハァハァ…」
と叫ぶ。
「季蛍……」
「息でき…ッないし、周りぼやけるし、…………ッハァハァ、ハァ……トイレまでも歩けないし!!
…気持ち悪いし、吐いちゃうし、ッハァハァ…ッハァハァ、何も食べれな…いし、ハァハァ…
辛い…ッし…」
「…季蛍。…………辛かったな」
と、興奮しつつ、怠そうに膝から崩れる季蛍を支える。
「俺が助けてあげるから……。連絡くれれば良かったのに」
「………手、震えるし、携帯もろくに持てないし、歩けなくて、ハァハァ…………もう、苦しいし…苦しくて、ッハァハァ ハァハァ」
「わかった、わかったから。」


