───────医局
「…おはよ」
「あ、蒼先生!おはようございます」
「……ねんむい」
「ねんむい?眠いんですか。……仕事遅くまでやってたんじゃないですかー?」
と、パソコン弄りながら言う高島。
「………俺昨日何時にねたっけ?…三時位だったと思う」
「三時ですかー、相当やってたんですね」
「うんー………」
「あ、間違えた」
妙に目覚めの良い高島。
「……元気だな、高島は。」
「はい。昨日は九時に寝たんで」
「おいー…俺の仕事手伝ってくれよ」
「いいですよ?」
ニコニコする高島に見つめられて、
「冗談に決まってんだろ。…俺も眠いと言ってらんないよ。
……んぁーー…。」


