─────…… …きて …………起きて …おーきてー 「…ん?」 「蒼ー、遅刻する!!」 「何時…」 「もうね、45分」 「嘘…。待って今起きる…」 「んふー、熱下がったよ」 「……薬効いた」 ぼーっとしている俺に、ニコニコしながら俺に『ほら、触ってみて』と俺の手を持って自分の額に当てる季蛍。 「………んー、ホントだ」 「ね?ね?じゃあ仕事行こう、ほらー」