「何をそんなに感情的になってんの。…ッくぅーっ。じゃないだろ」






「だって、僕見てたんですよ。蒼先生の飲みかけのペットボトルを季蛍に飲ませてたところ」







「……いいじゃん、夫婦なんだもん」








「そうですけどー、なんかいいなぁって思って。」








「ふーん」








「ほんと…夫婦ってかんじですよね。いつまでラブラブしてんですか」







「別にラブラブしてるつもりはない」








「完全にラブラブじゃないですか!!」









「高島は」








「へ?」







「高島の彼女」








「……………ハハハ」






「笑って誤魔化すなよー。…どんな人?」







「それは………」