「……って寝たし」




寝室に運んで、布団を掛けて俺はキッチンへ。





なにも食べてない季蛍に何か食べさせないといけない。






「………んー」







マフィン…………。








マフィンなら食べられるか。











俺、特製マフィン。







季蛍が大好きなあのマフィンなら、食べてくれるかもしれない。







………作ろう。