現地集合。




その間の車の中は、季蛍が俺へいろいろな言葉をぶつけてくる。





「私ね、白衣の蒼好きだよ」






「……ありがと」






「でもね、白衣脱いだ蒼も好き」






「ありがとう……」







「ペン持つ蒼も好きだしねー、ご飯食べる蒼も好きだよ」






「………」







「あとね、家で私を抱く蒼も好き」







「………」







「………とね」







「……」








「……それとね、…」








「……うん。」








「……………蒼の……く、」







「……く?」








「……く…………く…」