果織ちゃんを抱えて、採血する部屋へ。
「あっ、蒼先生」
「あー。宮川さんがやったの?」
「違いますよ~。新しく来た山岡さんっていう看護士がさっき。でも失敗したことにかなり落ち込んでいるようで。
果織ちゃん号泣しましたから。
……痛かったよね~果織ちゃん」
だなんて言いながら、俺の腕の中の果織ちゃんの頭を撫でる宮川さん。
「…あー、落ち込んじゃったんだ。
……果織ちゃん、宮川さんにやってもらう?」
「いいですよー!果織ちゃん私やるよ」
「蒼先生じゃないと嫌っ」
「……うん、わかったよ。じゃあ宮川さん補助お願い」
「わかりました。やっぱり蒼先生がいいよね~」
と、準備する宮川さん。
明るくて、元気のいい宮川さんを見てるとこっちまで元気になる…気がする。


