それから家では緊急会議。 黙ってやり過ごそうとしたこと、 自分の体をもっと大事にしないこと。 あーだこーだ言い返す季蛍に俺も言い返す。 終いには涙ながらに 「もういいもんッ!!ほっといて!!」 と言う季蛍を怒鳴りつけ…… バカバカと、呟く季蛍が、肩で息をするまで興奮したころ 「季蛍っ!!…………いい加減にしろ」 本日二回目。季蛍を怒鳴ったの。 「…………」 季蛍も体力的に力尽きたとき、季蛍の隣にいって、背中をさすった。 「…………怒鳴ってごめん」