「じゃあ…嫌なことは早く終わらせよう。待ってて、聴診器持ってくる。」





「ええっ、やだ」






「先に終わらせた方がいいだろ?……な。」







寝室を出てカバンから聴診器を取ってまたし寝室に戻る。






「……何してんの」







布団の中にすっぽり潜っている陽。






「顔だして。服捲って、ほら!」







「ん~ん、やだぁ…」