「この前おいしくないって言ってたの高島だろ。高島……」





「いやー。でも、唐辛子の魅力に負けたって言うか」







「お腹壊すなよ。そんなの食べて」







「大丈夫ですよー。そんなのー」







「どうだか」







「…蒼先生の心配性どうにかなんないんですか?ほんとに」








「俺は別に……「あーおーいせんせー!!!」







看護士が叫ぶ方を見ると、






「あのー!……診ていただけませんか?」







「いーよ。誰ー?」








「……あ、それが…………。


とにかく、高島先生と来て下さい~」








高島と顔を見合わせて、看護士の方へ急いだ。