「ッゲホ、気管に、ッゲホゲホ…。入った…ゲホ」






せき込む方を向けば、芙羽がせき込んでいた。






「……何これ、超マズい」






………って、高島特製のトマトのやつ食べてるし。






「……んーでも目覚めた。」








「咲谷先生、これあげましょうか?家にたくさん……」






「断る!じゃっ」







と、危険を察知してか医局を飛び出す芙羽。








………全く。







「えー。おいしいのになぁ……。」