「はっ。……季蛍!!」






暗闇の中、蒼の声が聞こえる…。





「蒼…?」






「…うん。」








ベッドサイドの電気がつけられて、いつも通りの蒼が…。





「…寝てた?」







「ごめん、寝てた」




と蒼。






「………今、何時?」






「…んーと、、二時半。夜中の」







「起こして…ごめんね」






「それより…………大丈夫か?」







「……………何が?」