「季蛍、俺とキスしてすぐに離したいと思う?」




そういえばのっそり布団から顔を出して、頬を赤くして…





「……ううん」





「でしょ?季蛍が俺のこと愛してなかったらキスなんてしない。だけど季蛍はいつも受け入れてる。

俺、知ってるから」





「…あ……おい」







「季蛍が1人で、『愛そう愛そう』って頑張らなくたって、俺が季蛍の愛、探せばいいだろ?

季蛍が1人で苦しむ必要ないよ?…俺がその分…頑張るから。」







「……ヒック、」