ガラガラッ
「……蒼先生」
「高島…。ごめん…な」
「いや…僕はなにも」
…芙羽が季蛍が倒れたと言ったときは本当に焦った。
だって、熱があったのに病院に無理に行ったから。
ただでさえ心配だったのに、倒れただなんて…。
「………僕には診せてくれないんで。蒼先生じゃないと嫌って言ってました。
バトンタッチしますね。……意識、さっき飛ばしたんで…少し様子見して下さい。
…後に、咲谷先生が検査結果持ってきます」
と、病室を出て行く高島。
「あー、うん。ありがとー…」
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