あんなことになるなんて、当然思いもしなかった俺と季蛍。 季蛍は熱が7度しかないから大丈夫、と言って外来へ向かっていった。 俺も、医局で仕事を続けていたんだけど……。 ───────11:00 「高島先生ッ!!」