───診察室





「うぅ、グス、グス」







「…………」







「うう………」







俺の診察室に運び、ベッドに寝かせ、疲れきった季蛍に布団を掛けた。






「ふえ、ヒッグ……」






「泣くな。……苦しいよ、泣くと」







「ヒッグ……」







配慮のない服の捲りと、遠慮なしの圧舌子。








号泣……の、季蛍。







圧舌子を奥まで入れられて、嘔吐くを繰り返し、腫れた扁桃腺を触られ悲鳴をあげ。









さんざんだったね、季蛍。








でも、ちゃんと正確に診るにはあんな感じで診察した方が正確なんだろうけど…。








内心ズタズタにされた季蛍、疲れきってる…。