そんな凜にイラつきながらパソコンに向かう。




「…………ったく」







だけど、凜は意外と単純なもので…。







パソコンをやる俺の向かいに座り、凜がじーっとこっちを見てくる…






「何。」






「………」






ぼーっとパソコンを眺めていると、凜が今度は隣にきて、ツンツンしてくる。






……構って構っての子猫みたいに。








「……ご・め・ん・ね」






とかやってくるようになった。







「………じゃあさ。薬飲む?」








「………うん」








俯いて言う凜の頭を撫でて薬を取りに行く。









「ほら、頑張って」