「そっか。……看護士さんにあとで薬もってってもらうから、それ飲んで」 「うん。わかった。ありがとう、蒼先生」 「うん、バイバーイ」 「………うん、バイバーイじゃないですよ…蒼先生」 コーヒーをまだ持っていた高島。 「ああ。ごめんごめん」 「蒼先生はいいですねー。誰からも好かれて」 「高島だって好かれてる。気づいてないだけ。」 「またまたー。」 「ホントだよ。あ、季蛍んとこ行かなくていいの?」 「あ、そろそろいってきます。」 「うん、いってらっしゃい」