「高島先生ー、蒼先生から連絡がこなくて、連絡もつかないんですけどー。」
と看護士。
そして、高島先生が
「え?……うそ。なんでかな…」
「運転中からだからですかね?」
「……え、でないってこと?それともそもそも繋がらない訳?」
「…繋がりはするんですけど、でないんですよ」
「あー…そう。俺からかけようかな」
「季蛍先生、発作出てましたよね?それ知った上野先生が今、蒼先生に連絡してましたけど……………」
「あ。そうなの。」
「聞いてきます、上野先生に繋がったかどうか。」
「あ、うん」
という看護士と高島先生の会話を聞きながら、必死に呼吸を保つ私。