「じゃあ俺は戻るね」






「あ、うん、ごめん」





「大丈夫」





季蛍のいた部屋に戻ると、すっきりしたような顔の季蛍が座っていた。







「……あれ?」








「…トイレで戻したらすっきりした」








「………戻したのか」







「大丈夫ー、もう具合わるくないから」







「………あ、あぁ。」