「姉ちゃんに何でもかんでも指図されたくねえよ!」 しまった、と思った時には、時すでに遅し。 眉間にシワを寄せた姉ちゃんは、俺をきつく睨みつけていた。 「あっそう、じゃあ何も言わないから!行こ、研磨くん」 「あっ、えっ」 姉ちゃん、と呼び止めることもできずに、姉ちゃんと研磨さんは二階に上がってしまった。