【私たちの恋する季節】〜3つの物語〜

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私の涙が止まったのは20時過ぎ。

泣き止むまでずっと...側にいて抱きしめてくれた慶。
昔よりずっと...逞しくなってる。







「ごめんね...?こんな時間まで」


「許す代わりに教えてよ」


「え...?」


「なんで俺に抱きついた?」






私...なんで慶に抱きついたの?

私は...私は...きっと。

彼がまだ好きなんだ――


忘れられたと思ってたこの気持ち。
心の隅でまだ生きてた。


気づいたからにはもう止められない。