【私たちの恋する季節】〜3つの物語〜

「ど、どーした...?」


私の腕をポンポンと叩きながら
優しく言う慶。





「何か...ギュッて...」





その続きが出てこない。


私だって、なぜ彼を抱きしめてしまったのか...





彼の優しさに思わず私の目からは涙がこぼれ落ちる。






〝泣く女ってめんどくさい〟

…よく男性が言っているのを耳にする。



慶も...思ってるのかな。
私のこと...めんどくさいな、って。