【私たちの恋する季節】〜3つの物語〜

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そして、俺の好きな場所。

〝屋上〟に俺たちは来た。








「ど、どーしたんですか?急に...」


「わり。
ただ言いたいことがあってさ...」


「言いたいこと...?」





凛は分けわからなそうに首を傾げる。







「凛...
俺、凛が〝好き〟だ。付き合って、俺と」


「え...」





一瞬、驚いた顔をした凛。

でもすぐに優しく微笑んでくれた。






「いいんですか?私で...」


「凛じゃないと無理」



その言葉に凛は涙を流してこういった。





「大好きです、龍くん...」




小さな、でも可愛い声でそう言ったんだ。