【私たちの恋する季節】〜3つの物語〜

ズキズキとここ最近痛む胸...




「おっ?どーした?
学園の〝俺様王子〟が浮かない顔して」




いちいち嫌味っぽいんだ、こいつは。

でも、唯一相談できるのはコイツで。






「なぁ...恋ってどんなもん?」



いきなり俺がそう言ったもんだから
准の顔は口がポカーンと開いた変な顔...








「ん゛っ、ん゛ん。
え、えーとな?
恋っつーのは...んまぁ、そーだなぁ〜

その人のこと考えると胸が苦しくなったり
愛おしく思えたり...なんでもしてあげたくなるような感じかな?人それぞれだとは思うけどさ。

とりあえず、その人のこと考えると
〝バカになれる〟ことなんじゃねぇーかな?
なんにも考えられないくらい。」






なんにも...考えられないくらい。か...



「恋はバカになるもんだぜ?
恋に正解とかないんだ。
自分なりに見つけた答えを信じるしかねぇーんだよ」






なぜか、准が大人に見えて。

何倍もかっこよく見えた。