【私たちの恋する季節】〜3つの物語〜

そんな笑っている龍くんに声をかけた。




「どうしてここに?」


「あ、あぁ...一緒に帰ろうと思って」





え...?
一緒に帰ろうと思って...?





「え、でも家の方向...」


「あー、准に聞いた。
方向一緒だったから一緒にと思ってさ」





ど、どうしよう...
緊張して落ち着かない。





「あ、嫌だったらいいけど」


「い、いえ!帰りますっ!!」




ふっ、と龍くんはまた笑って口元を隠す。