『じゃあ、周りの人と相談してそれを発表してくださーい!!』

文化祭実行委員の山田くんが大きな声で呼びかける。
元気があって、みんなに人気だから適任だとみんな言ってる

『ねーね!何がいいかな?』

私が身を乗り出して言う

『んー、2年ぽいのがいいよな!』

『『『それどんなのだよ』』』

『はもんなよー!なんか責められた気分(泣)』

だって2年ぽいのってどんな?!って感じじゃない?(笑)

『やっぱぶなんにカフェとか?』

『柚ー!そんなつまんねえこと言ってんなよ!もっと派手にやろーぜ!派手に!』

『派手にって例えば?』

翔が聞くと

『例えばー...なんだろな(笑)』

『『『ないんかいっ!!』』』

『はもんなってー(泣)』

『んー、でも確かに派手にいきたいよね』

と柚。

『だろー?』

『んじゃー、コスプレで普通のとジャンル違くするとかは?』

私が案を出した

『どういうこと?』と翔

『例えば、ディ○ニーのお姫様とか、
それか野球クラスTシャツ作って野球カフェにするとか』

『あんま派手じゃねえけど、いいんじゃね?』

『うん、いいんじゃないの?』

『俺もさんせーい!!!』

翔、柚、惟斗の順に私の案に同意の声を挙げていく

やったー♩

『んじゃ、山田くんに言ってくるね♩』

『待って恋。俺もいく』