『そろそろ上がろっか。』

『そうだね』

うわお、1時間以上経ってる

翔たち起きてるかな?
練習で疲れてたから寝てるかも。

お風呂から出て、パジャマに着替えた私たちはリビングに入った

やーっぱり。

リビング入って目に入ったのは、ソファで寝てる翔と、床で座布団を抱いて寝てる惟斗だった

『あーあ。こんなとこで寝ちゃって』

柚は惟斗に近寄ると、

『惟斗ー?起きなー』

それでもグースカ寝てる惟斗。

惟斗寝起き悪いからな(苦笑)

翔も起こしますか。

『翔?かーけーる!!起きろー』

静かに寝息を立てつづける翔

なんでー?いつもならすぐ起きるのに。相当疲れたのかな...

どうしようか悩んでいると、ちょいちょい。と柚に手招きされた

柚のところに行くと

『翔にキスするから起きて?って言ってみなさい。』

『はあ?なんでよ?』

『いいからいいから』

さっき大声出しても起きなかったんだから、起きるはずないし、言ってもいいけど

ちょっとためらうよね(笑)

まあいっか。

『翔?き、キスするから起きて?/////』


..............パチッ


は?起きた?何なのこいつ。

『おはよー。恋』

あくびをしながら答える翔

『お、おはよう』

夜だけどね?

でも私はそんなことより翔があんなので起きたことがびっくり