トントントン.....ジュワー

ベーコンや野菜、ソースの素を入れてカルボナーラのソースを柚と作っていく

『んー、いい匂い』

ぎゅ

『わっ、翔!お腹すいた?』

『うん超すいた』

『部活疲れたもんね
もうちょっとだけ待ってね?』

『ん。』

横でニヤニヤしながら見てる柚

まったく誰がいても抱きついてくるから恥ずかしいよ(照)

『私、お邪魔みたいだから惟斗のところ行ってるわね〜』

『え、ちょ!柚?!』

まじですか。

まあ、あと少しだから良いけどさ

...........


ねえ、ちょっとみなさん

この巨大、いつになったら離れるの?

離れる様子一向にないんだけど。

『あのー、翔?ちょっと離れてくれない?』

『えー、恋ばっかり俺に抱きついてずりい!
俺も恋に抱きつきたい!』

『恥ずかしい事を叫ぶなあほ!』

『なっ!お前またあほっていったな?!
絶対お前のほうが『やめーい!!』

今度は惟斗が止めに入った

『まったくあんたたちは一日に何回喧嘩すれば気が済むのよ』

『『だって翔(恋)が!』』

『うっさい!!
翔。抱きつきたいのは分かるけど、料理中で危ねえし、俺ら腹減ったからあとで抱きつけ!!
抱きついてたら邪魔になって、恋の料理食えねーぞ?』

ビシッと惟斗に翔が指さされた

そーだそーだー!!

『え、離れたくないー』

こいつ....!

『翔は私の料理食べたくないわけ?!もういい!翔のばか!!』

私はエプロンを翔に投げつけて2階に駆け上がった