「美雨~・・・私の上がり性治してー・・・」 「バカ言わないでよ!弥亜の上がり性は普通じゃないんだから!むしろ異常だから!!」 そんな会話を美雨としているのは、昼休みの教室。 アピールしたくてもできない私の恋相談をたった今美雨が拒絶したところだ。 「なんでよー!私だってちゃんと話そうと思えば・・・」 「だったら、あそこに群がってる男子に声かけてみ?」 そう言われて私は、 「いいじゃないの!行ってやるわよ!!」 と言った。