“あのこと”があった次の日の登校日。
あれ以来、私は彼・・・巻城 羅霧のことが頭から離れなかった。
名前も言った。連絡先も教えた。学年も教えあった。中3なんだという。
けど・・・・・・
告白の件は、断った。
だって・・・
なんか思ってる恋愛と違うんだもん!!!!
だってさ、普通恋愛って、かっこよくてなんでもできる人を憧れてたらいつの間にか好きになってて、恋愛に繋がっていくんじゃないの!?
おかしいでしょ!?
年下の人で、会って一時間も経ってないのに告白されて・・・・・・
ファーストキス奪われて・・・・・・・・・ぎゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!!
変態!スケベ!!エロオヤジ!!!←?
確かに顔は好みだよ?!それは事実。
けど・・・年下はちょっと・・・・・・
からかわれてる気しかしない!!!!
私がそう思っていると、鞄の中に忍ばせていたスマホが鳴った。