「まあ、自分で頑張れってこった!ファイト!!」
「ああ!美雨!!!」
私が言い終わるまでに美雨はさっさと自分の席についてしまった。
授業受けるの嫌いなくせに。
都合いい奴。
私は美雨を気付かれないように睨みながら、ふと渡神先輩のことを考えた。
・・・・・・コミュ障かあ・・・
確かにそうかもしれない・・・
治さないと渡神先輩はきっと私に振り向いてくれない・・・・・・
そう考えていると私を自分の中から引きずり出すように先生がやってきた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…