私の好きなヒトは草食系男子!!




   「…それって

  
    ヤキモチ?」




   「え!そうなのかな…」




    友也は自分がるりのことで
   ヤキモチを妬いてたことに
    おどろきを隠せない




    友也は鈍感なのだ



    
   「とにかく!ほんとごめん!」




   



  「謝らなくていいよ
    

   びっくりはしたけど
   友也くんに触ってもらえるなら
   すごく嬉しいよ」



   「う、嬉しいの??」





    「うん」



   ニコッと笑うと
   るりは友也の手を掴んで
   自分の胸にあてた    



  「えっっ?!?!
   愛川さんなにしてるの?!」



   

   「もっと触ってほしいの」



   るりは真っ赤になりながら
   潤んだ瞳で見つめて言った


  
   どきっ



   わぁ~~!
   そんな顔して言わないでよ~!





 
   ていうか触ってほしいの?!


   女の子ってそういうもんなの?!



   どうすればいいんだろう…



    触りたいけど…



   「あの…
  
    ほんとに触っていいの…?」 






   「うん」



    といって俯く