私の好きなヒトは草食系男子!!




  今日の体育はバスケ!!


  実は中学の時
  私バスケ部だったの!


  だから楽しみだな~!



  
   ドンドン…
   キュッ
   パサッ



   『ナイッシュー!』


   「いぇーい♪」 

 
   ふぅー   
   やっぱバスケ楽しいなー



   私のチームは20-6で圧勝!
   まあ当然かな♪



   

   「ありさー!
    ちょっとは動けー!!!」


   まったく~
   汗かきたくないからって 
   動かないなんてもったいない!


   
   

   『キャーッッ!!』

   『広斗くーん!!!』

   『がんばってー!!!』




   あぁ、広斗か 
   あいかわらずの人気だな



   男子もバスケか~
   まざりたいな~




   そう
   るりの実力はかなりのもの
   男子にも劣らないほどなのだ



   「おーい、愛川!
    おまえもまざれよー!
    な、先生いーだろ?」



  「うーん…
   愛川が入りたいならいいぞ」



   ぱあっ
   「入ります入ります!!」



   「うおっし!
    おまえ俺と同じチームな!」


   「おっけー!
    私にまかせてよ!」




   コソコソ
   『愛川入んのかよ!
    俺もやろうかな』

    
   『あっじゃあ俺もやる』


   
   「よーし
    じゃあはじめるぞー!」
 

    ピーッ

    
    よしっ
    ジャンプボールは広斗
 


   広斗は背が高いから楽勝だ
   


   ドンドンドンドン…
   キュッ
   スッ
   パサッ



  「ナイッシュー!
   さすがだな!愛川!」


  「へへん
   元バスケ部エースですから♪」



  「俺も負けてらんねーな!
   よし、かましたる!」


  『がんばってー!広斗くーん!』


   「ありがと~」
    
   といってニコッと微笑む広斗


   『キャーッッ!!!』



   まったく
   なんであんなのが人気なんだ?


   友也くんのが
   よっぽどかわいいのに!!


   『愛川さーん!
    ナイッシューです!!!』


   『うまいですね!!!』



   「ありがとう」


    ニコッ


    るりも相当な人気だ
    可愛くてスタイルよくて  
    スポーツもできちゃあ
    男がほっとくわけがない



  「愛川さん、さすがだよ 
 君はほんとなんでもできるんだね 」


   「いやいや
    智希くんには負けるよ」


   話しかけてきたのは
   王子様系のイケメン
   相楽智希くん


   まあまあ仲はいいかな?
   てかよく話しかけてくれる