「なにいってんのさ
広斗の嫁になるなら
一生独身でかまいませ~ん」
「うわっひどい」
といって泣き真似をする
うん、ほっとこう
友也side
今調理実習をしてるところだ
「なぁなぁ
愛川のエプロン姿いーよなー
友也もそう思うだろ?」
と鼻の下をのばして
話しかけてくるのは
谷口舜
「そう?」
と僕がてきとうに返事をすると
「ばっかおまえ
あの良さがわかんないのかよ!
胸がでかくてすこしエプロンが
きつそうなとことか
エプロンからでる細い足とか
たまんねーよ」
ちらっ
たしかに胸きつそう…
昨日柔らかかったしな…
ぼんっ
「ん?なにおまえ
顔赤くなってんぞ?」
「あ、あぁ
なんでもないよ」
「もしかして
よからぬ妄想でもしたか~?!」
「なにいってんの! 舜とはちがうんだから
そんなことしないよ!」
「ちぇっなんだ
友也って全然女に興味ないのか?」
