由梨は、お見舞いに沢山のお菓子を買ってきてくれた。





ベッドの脇に小さな椅子を用意して、彼女を座らせた。






「亜弥、いつから学校来れそう?」





ぷっくりした桜色の唇にポテトチップスを挟んだ由梨は聞いてきた。







「うーん…。暫くは行けそうにないかも」





うつむきがちに答えた私。




行きたいなぁー。学校に。







「そっかぁー。」





残念そうな表情の由梨は続けた。





「亜弥が居ないとつまんない。早く一緒に登校したいね♪」