真っ白な天井と淡いピンク色のカーテンの部屋で決まった時間に目覚める私。 ギシッと軋む白いベッドに、清潔な床。 常に廊下で鳴り響く、機械音。 他の健全な人とは違う空間。 自分の家でもなく、学校でもない。 そう、ここは病院。 誰かが生きるために必死になって呼吸をする場所。 そこに私は存在していた。