「いやぁ、俺にしちゃいい話?」




「いみわかんない!」




「今は分からなくていいから、まぁそういうこと」



と頭を撫でられた。




「もー、やめてよ。
頭汚れちゃう。」



「汚れねーよ、早苗」




「ちょ、その呼び方もなし。」




「じゃあ、なんて呼べば「お前でいいの!」」




「……へーい」




今日から不安な毎日が始まった。