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｢はーーーーぁー………｣




ど派手なため息と共に



家の鍵を開ける。




ガチャ…………



ん？あいてる。




お父さんは出張なはず。




じゃあ、おばあちゃん？




……………いやぁ、ないない。




ここに来るまで、3時間はかかる。



しかも連絡がないとかありえない。




恐る恐るリビングに足を踏み入れると、




ソファにおっきな物体が見て取れる。



｢なんじゃあれ｣



ばれないボリュームでつい声が出る。